今回は東京都の税収について調べてみました。
東京都の税収
「一つの国家に並ぶ」と言われているのが東京都の予算です。
一般会計 約7兆5000万円 特別会計 約5兆6000万円で合計約13兆1000万円となっています。
※特別会計・・・一般会計から切り離すものです。該当するのは水道事業や国民保健事業などです。
だいたいですが、スウェーデンやインドネシアの税収に匹敵しています。
また2019年度の税制改正で東京都の税収4200億円が来年度、地方に移されることになりました。
税収格差のために地方への再分配されることになっています。
その他地域の税収
東京都が1位で以下は下記のようになっています。
大阪府の税収(一般会計+特別会計) 約5兆4000億円
神奈川県の税収(一般会計+特別会計) 約3兆8000億円
愛知県の税収(一般会計+特別会計) 約3兆2000億円
税金の使い道
実際に税金の使い道はどのようになっているのでしょうか?
東京都を例にして考えてみましょう。
特に額が大きいものを調べてみましょう。
公債費・税連動経費など(約2兆円)
公債費は都債を買ってくれた人への返済です。
税連動経費は、法律に基づき、税収の一定割合を市町村に交付しないといけない費用の事です。
福祉と保健
(約1兆1000億円)
高齢者支援・子育て支援などに使われています。特に東京都は高齢者人口が増えています。
2015年からの10年間で約31万人増加して、全国1位の高齢者が住んでいる地域となっています。
地域包括ケアシステムを策定して、高齢者支援を進めています。
(住まいと介護、医療、そして介護予防、生活支援という5つの分野を一体的に支援する制度です。)
教育と文化
(約1兆円)
学校教育や学校に関する支出などに使用されています。
その他都市や交通網の整備や警察と消防など生活のまつわる多くのものに税金が使われています。
まとめ
多くの方は税金を国もしくは地方自治体に支払っていると思います。
どれくらいの方が税金の使われ方を把握しているでしょうか?
せっかくの機会なので、ご自身が住まれている地域の税金の使い道について調べてみるのがよいのではないでしょうか?