日本三大史跡
今回は、日本三大史跡について調べてみました。
奈良県の平城京跡、福岡県の大宰府跡、宮城県多賀城が日本三大史跡に数えられています。
ちなみに史跡とは、「貝塚、古墳、都城跡、城跡、旧宅、その他の遺跡で、我が国にとって歴史上または学術上価値の高いもの」のうち重要なものとされています。
多賀城跡(宮城県)
引用元:icotto
現在の宮城県多賀城市にあったとされる「多賀城跡」は、国の特別史跡に指定され、三大史跡の1つです。
さらに日本100名城にも選ばれた城としても多賀城は知られています。
元々多賀城は、大野東人(おおののあずまひと)によって創建されています。
多賀城に赴任した役人には、万葉歌人として有名な大伴家持がいます。
実は大伴家持は多賀城で亡くなっています。
また多賀城周辺には松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅で訪れた場所が多く存在します。
ちなみに現在多賀城は残ってないので、多賀城跡として観光スポットとなっています。
多賀城周辺には多くの名所があるため、観光客が訪れています。
平城京跡(奈良県)
引用元:平城京跡
平城京は、今から1300年ほど前に、現在の奈良市につくられた都です。
建設時にモデルになったのは唐(中国)の長安とされています。
平城京は、甲子園球場約30個分の面積があります。
元明天皇が律令制にもとづいた政治を行なう場所として、藤原京から遷都されています。
「古都奈良の文化財」の一つとして世界遺産に登録されています。
大宰府跡(福岡県)
引用元:トリップノート
7世紀後半(約1300年前に設けられました。)に、九州の筑前国に設置された地方行政機関となっています。
大宰府は九州全体を治めたとされ、日本の西の守りをしていたとされています。
大宰府の赴任者には遣唐使経験者などが多くいます。(大伴旅人や山上憶良らも集まったとされています。)
大宰府跡は、国の特別史跡に指定されています。