日本三大夜景とは、函館山(北海道)、摩耶山(兵庫県)、稲佐山(長崎県)を指していると言われています。
「三大夜景」という言葉は40年以上前から存在するとされています。
今回は、日本三大夜景について調べていきましょう。
日本三大夜景とは?
日本三大夜景は、日本の夜景の中でも特に美しいとされる3つの名所が選ばれています。
しかし日本◯大あるあるに共通しますが、結局は誰が定めたかはわかっていません。
さらに日本三大夜景以外にも「世界三大夜景(函館・香港・ナポリ)」「新日本三大夜景(山梨・奈良・北九州)」「北海道三大夜景(函館・札幌・小樽)」など多くの三大夜景が存在します。
日本三大夜景とは、函館山(北海道)・摩耶山(兵庫県)・稲佐山(長崎県)となっています。
40年以上前に日本三大夜景が決められたとされていますが、当時日本は貿易が中心でした。
日本三大夜景である函館・神戸・長崎は当時港町で繁栄していて、光などが多かったとのことです。
当時は車の所有率も低く、気軽に夜景を見にいける人も少なかったです。
ですから夜景を見る場所が、実質この3ヶ所しかなかったとされています。
そういった理由もあり、函館山(北海道)・摩耶山(兵庫県)・稲佐山(長崎県)が日本三大夜景とされています。
函館・函館山(北海道)
引用元:LINEトラベル.jp
高さ334mの函館山から市街地を見下ろす夜景が人気のスポットとなっています。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも函館山からの夜景が三つ星と評されています。
ロープウェイで約3分で山頂に到着します。
ちなみに夜景の中に「スキ」や「ハート」という文字を見つけると幸せになれるという都市伝説があります。
また例年12月〜3月にかけては、「はこだて冬フェスティバル」を開催され、多くの方が訪れています。
神戸・摩耶山(兵庫県)
引用元:yakei.jp
日本三大夜景の中で最も標高が高く、迫力のあるパノラマ夜景が人気スポットとなっています。
山頂周辺には掬星台展望台や摩耶ロープウェー星の駅があります。
夜にいくと、(23時頃まで)歩道がライトアップされているのでデートスポットとしてもおすすめです。
神戸の「1000万ドルの夜景」として知られています。
摩耶山掬星台が特に有名です。
摩耶山掬星台の標高は700mで高いので、「手で星が掬(すく)える」とされ、「掬星台」と名付けられました。
長崎・稲佐山(長崎県)
引用元:jalan net
長崎県長崎市にある標高333メートルの山です。
実は、香港・モナコと並び世界三大夜景にも選ばれています。
長崎の「1000万ドルの夜景」と呼ばれており、観光客にも人気の夜景スポットとなっています。
2011年には展望台がリニューアルオープンされました。
さらに2013年にはイタリアのフェラーリを手掛けたデザイナーの手によってゴンドラがリニューアルされています。
日本新三大夜景
引用元:日本夜景遺産
日本三大夜景とは、別に日本新三大夜景が存在します。
2015年10月、夜景観光において国内唯一の事業団体である(一社)夜景観光コンベンション・ビューローが、新しく選定しました。
全国の夜景鑑賞士に投票を実施して、日本新三大夜景を決める事となっています。
3年に一度更新を行われることとなりました。
2018年(第2回)の投票では、長崎市・札幌市・北九州市が選出されました。
特に長崎市は2015年の第1回に引き続き、連続で日本新三大夜景1位に選ばれています。
長崎ランタンフェスティバルなどが特に人気となっています。