青森県八戸市大字鮫町字日二子石(長っ!)にあるJR鮫駅。
東京から新青森駅まで新幹線はやぶさ号で約3時間。
そこから八戸線に乗り越え揺られること30分で鮫駅へ到着!
駅を出るとまんまジョー●なサメのモニュメントが設置されているが、生き物のサメとは全く関係がないという…(笑)
鮫駅に来た目的は二つ。
1,国の天然記念物にもなっている蕪島にいくこと
2,美味しい海鮮を食べること
到着したのが昼すぎだったので、まずは腹ごしらえをしようと向かったのは海席料理処「小舟渡」。
駅からの道を調べてみると徒歩30分…。腹ペコだったので、タクシーに乗り到着!(もちろんタクシーは簡単につかまらないので、電話で呼んだ)
タクシーをおると磯野香りとお醤油のいい香りが鼻をかすめ、お腹の虫は大合唱。
海のすぐそばに佇む木製の食堂。雰囲気もいい感じ!
生憎の雨だったけどお店の外はこんな感じ。
前年ながら、一番人気の刺身定食3500円と八戸名物のいちご煮は売り切れだったので、2500円の刺身定食を注文。
キラキラ輝いて見える海の幸!これに小鉢とお味噌汁、ご飯がついてくる。
どれも本当に新鮮で感動!牡蠣は飲み物でしたよ!!
こちらも人気の磯ラーメン1000円。
磯の香りが鼻から向けるなんだか海を食べているようなラーメン。具もしっかり入っていて、満足感高し!
アラサー女2人、さらに調子にのって注文。
うにのおにぎり。噛むたびに口の中にうにの風味が広がって口がとまりませぬ!!
単品でこちらも八戸名物の鯖。油が程よく乗っていて、いい塩味。ご飯何杯でもいけてしまうわ!
さらに追加で牡蠣を注文。うん。やっぱ牡蠣は飲み物だわ!一瞬で飲み込める!
お腹も満たされたので、徒歩でもう一つのお目当の蕪島へ向かう。
4月後半だったけど、海沿いの道を歩くのは結構寒かった…
あるくこと数十分…海の向こうに島が出現!
近づくと…ミャアミャアという鳴声がだんだん大きくなっていき…
ウミネコーーーーーーー!!!!!!!
本当に大量のウミネコ!!
なんでも繁殖期だったらしく、たくさんのウミネコたちが仲良く子作りに勤しんでおりました。ちなみに、蕪島はウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されていまっす!
そして、ついに全貌が!
蕪島の由来は諸説あり↓
①蕪の花が咲く島。この「蕪」は野生のアブラナを指す
②神を祭る場所としての「神嶋(かむしま)」、「神場島(かばしま)」
③アイヌ語の「カピュー」(ウミネコ等)と「シュマ」(岩場)を合わせたもの
Wikipediaより
と言われているらしい。
現在は陸続きになっているので歩いて行けるけど、昔はその名の通り島だったんだって。
そして蕪島神社へ!
どことなく江ノ島に似ている感じがすると思ったら、永仁4年(1269年)八戸に流刑になった鎌倉武士が故郷の江ノ島に見立てて蕪島に江ノ島弁才天を勧進したのがはじまりとされているらしい。
よし、中へ!
と思ったら現在神社の再建工事中…2020年の3月頃まで頂上には登れないらしい…
無念…!!
いつか、リベンジするぞ〜!!
そして、駅までまた歩く歩く歩く…
やっぱりいちご煮食べたいよね!ということで、街をさまよい歩き割烹「さんりく」でついに念願のいちご煮と対面!
勢い余って、せんべい汁も注文。汁汁www
青森県を代表する日本酒「田酒」で乾杯!(八戸のお酒ではないけど…)
海風に吹かれながら長時間歩いた体に染み渡る〜。
いきあたりばったりな旅ではあったけど、バッチリ楽しめましたよぉ。
蕪島神社は残念だったけど、もう一つの目的の八戸の海の幸を堪能した旅でした!
<旅の注意点メモ>
・タクシーは待ってても来ないので、基本電話で呼ぶスタイル
・蕪島付近位はコンビニなどはない
・「小舟渡」は15時には閉店、早めに行かないと人気商品は売り切れる
・ウミネコの糞には要注意。傘があるとなお良い
・蕪島神社から鮫駅までは余裕で歩ける(15分くらい)が、海風は冷たいので、防寒が必要!