ねぷたとねぶたの違いについて調べてみた-弘前ねぷたと青森ねぶた-

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ねぷたとねぶたの違いについて調べてみた-弘前ねぷたと青森ねぶた-

毎年青森県で行われる有名な夏祭りと言えば、ねぶた祭りが有名です。
実はねぶた祭り以外にもねぷた祭りがあることは知っていますか?
毎年祭りの時期では、テレビ番組やインターネットなどで、ねぷた(neputa)とねぶた(nebuta)について取り上げられることがあります。
今回はねぶた祭りとねぷた祭りについて調べてみました。

ねぶた祭り・ねぷた祭りの歴史


引用元:ぐるたび
前述の通り、青森県を代表する祭りのひとつです。
ねぶたの起源は、「七タ」に行われる「眠り流し」の灯籠流しに由来すると言われています。
秋の収穫期を前に、農作業している間に眠気に襲われるのを回避するために行われたとも言われています。

ねぶた祭りとねぷた祭り


引用元:青森県庁
ねぷた祭り・ねぶた祭りは多くの地域で行われており、青森県では40以上の地域で行われています。
そして、ねぷた(neputa)とねぶた(nebuta)は、地域によって決まってきます。
代表的なものが青森ねぶた・弘前ねぷたです。
それではねぶたとねぷたは何で違いが出るのでしょうか?
実は、青森ねぶたと弘前ねぷたで基本的な違いは存在しておらず、元々は始まりは同じであったとされています。
国の重要無形民俗文化財に指定されている点でも同様です。
語源はどちらも同じ「眠(ねぶ)たし」とされています。

多少異なる部分としては、
・かけ声は青森ねぶたが「ラッセラー」、弘前ねぷたは「ヤーヤ ドー」
・青森ねぶたは人形型 弘前ねぷたは扇型

青森の三大ねぶた祭り

青森ねぶた祭
弘前ねぷたまつり
五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)

を総称して、三大ねぶた祭りと呼んでいます。
青森ねぶた・弘前ねぷたと合わせて語られることが多いので、今回触れていきます。

参考記事:日本三大祭りについて調べてみた。

青森ねぶた祭


引用元:青森市
日本を代表する火祭りとして知られています。
物語をテーマにした人形ねぶたが多く、約20台が青森市内を動いています。
ラッセラー、ラッセラーの掛け声が特徴です。
毎年300万人以上の観光客が訪れると言われています。
後述する弘前ねぷたと同様に国の重要無形民俗文化財に指定されています。
大型ねぶたは、地域の企業などがスポンサーとなり、ねぶた師によって作成されます。
毎年8月2~7日の6日間にわたって開催されています。

弘前ねぷたまつり


引用元:弘前観光コンベンション
三国志や水滸伝などの武者絵を題材とした扇形が特徴となっています。
小型のものから順に約80台が続き、弘前市街地を進みます。
青森ねぶた祭と共に国の重要無形民俗文化財に指定されています。
ちなみに2019年は弘前ねぶたまつりと桜ミクがコラボしています。

引用元:弘前観光コンベンション

五所川原立佞武多


引用元:毎日新聞
五所川原立佞武多は、高さが20mを超える(5-6階建てのビル以上)巨大な山車が運行されています。
1998年に始まった比較的新しい祭りです。(1920年頃までは行われていましたが、約80年間行われていませんでした。)
また、『立佞武多』 というテーマ曲があり、作詞・作曲・唄を吉幾三氏が努めています。
吉幾三氏は、五所川原出身です。

まとめ

「ねぶた」と「ねぷた」の違いについて調べてきました。
多少の違いがあるものの、「ねぶた」と「ねぷた」は同じ祭りを指す言葉として使われています。
地域によって呼び方が異なっているという説が有力となっています。
また青森ねぶた・弘前ねぷたと合わせて五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)を総称して、「三大ねぶた祭り」と呼ばれています。

2021年現在では、コロナの影響もあり祭りなどは中止せざるを得ない状況となっています。
早く盛り上がれる事が出来ることを願っています。
副田
本ブログの主人公。 ベンチャー企業に勤務している。 将来のためや自身のスキルアップのために副業を行なっている。 本サイト以外にも下記サイトも運営している。 https://sidelabo.com/
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